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カラヴァッジョ展

5/28/2016

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昨日、友人とカラヴァッジョ展へ行きました。入り口で並んでいて、「入場30分待ち」って書いてあったけど「人が多すぎて規制」というより荷物検査に手間取って…という感じ。
15分くらいで入ったんじゃないかな。
人はたくさんいたけど中では観やすかった。
絵の前で立ち止まって唸ってる、みたいな人がいなかったな。
むしろ解説書の前に人だかり。
特に音声ガイドつけて立ち止まってる人多かったです。北村一輝効果?

個人的には「洗礼者ヨハネ」が美男子でヤバかったです(涎。
観た瞬間に「海野はやる気が5上がった」よ、。
なのになぜかその絵の前にはあんまり人がいなくて、何度か戻って観たけどいつもじっくり見られてその度に無意味にテンション激上りしてました。

存分に堪能した後で「さぁ帰るか」と出口前の資料として展示されてたカラヴァッジョ作品が所蔵されてる美術館マップに足を止め見てたら「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」って作品がロンドンに。
​
「なぬ??」と思って後で「サロメ」を調べました。
オスカーワイルドの戯曲「サロメ」のあらすじとしては、サロメ、ヨハネに一目惚れ。
​しかし、その愛が憎しみに変わり、でもサロメは王女だから単純に自分で手は下さず、祝宴で王の前で美しい踊りを舞い、そのご褒美にヨハネの首を所望するっていう。
それで斬首されたヨハネに愛おしげに頬ずりキスするサロメの狂気。
どうやらそんな話みたい。
ヨハネの美しさとマジメさがサロメに愛と殺意を抱かせ、死を招いたみたいな。
うーん、なんという狂ったロマンチシズム!
これぞ、ザ☆デカダン。むむむむむ。

と、そこで更に「いや待て、ヨハネって聖書に出てくる人じゃないの?」と思ったので今度は「ヨハネ」で調べたら、一応同一人物なんだけど、そんな色っぽい物語ではなく。
祝宴で踊った王の娘が王にヨハネの首を望むのは同じだけど、娘自身の要望というより「なんでも褒美を与える」と言った王の言葉に対し母ヘロディアに「何を望みましょう」と相談した答えが「ヨハネの首」だったという。
ヨハネは預言者で王も信頼していたけど、王とヘロディアの結婚が近親婚であることを非難していて、それをヘロディアが恨んでて…という話。
娘の名もサロメと言うより「ヘロディアの娘」という書かれ方。

最初に戯曲のあらすじ読んだ時、カラヴァッジョは斬首モチーフ好きだったようだし喧嘩して人を殺しちゃったりしてるんで「退廃芸術的愛憎狂気に共鳴して描いたのかな」って思ったけど「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」の絵を探して見たら、皿の上に載せて持ってる人が顔背けてるんで聖書の話の方ですね。
カラヴァッジョは1600年前後の人ですし。

因みに、斬首されたヨハネでは私のやる気はあがりませんでした…

はい。てな訳で、ざっくりした教養も2上がりました。
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ふたごのspaceX

5/22/2016

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前回明神下で出品したspaceXを吉祥寺crafzに納品します。ちっさい宇宙2個、並べて販売してもらおう。
あと、新しいquelle heure est-il?も。
​ベルトの色が特殊でお気に入りです。
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初めてのチラシ

5/16/2016

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またタイトルが「初めて」となってますが明神下ギャラリーの今回の展示用にチラシ、作りました。
写真はコピー前の原稿です。
土曜日に思い立ってざっくり下書きとレイアウトして日曜日午前中に描きあげて午後に置いてきました。
今時なかなか無い手書きチラシです(-_-)。
​昔の中学生の理科の実験ノートみたいだな。
次はもう少しなんとかしようと思いますが、こういうのも逆に良いのではないか、とか思ったり。
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初めてのディジュリドゥ

5/16/2016

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ブログでの告知をすっかり忘れていましたが、先週木曜日から今度の18日の水曜日まで、またギャラリー明神下で展示させていただいております。
それで今日、在廊してたのですが、出展者のあだっち☆ひーりんぐないとさんのディジュリドゥ演奏を聴きました。

ディジュリドゥって楽器、初めて見たし聴いたけど、音が想像と全然違いました。
もっとアルプスホルンか法螺貝的な感じかと思ったけど、音が空気に乗って大きく広がっていく感じは全くなく、筒の中と出口辺りで空気が巻き戻るように渦巻いてぶつかり会った振動が増幅されて音になってるように聴こえました。
凄く力強くなった時には、ぶつかりあってる空気同士が唸って怒ってるみたいでした。
また、打楽器的なリズムが無くわかりやすい音階の変動も無いので演奏という言葉の新しい面を知ったというか。

ディジュリドゥをネットで調べたらオーストラリアのアボリジニの楽器で精霊との交信の祭儀で使用された楽器らしいです。
なかなかに骨太な音なので「精霊」という文字を見た瞬間、野生的にマッスルな精霊を想像して萌えました。

女性が吹くと妊娠するという言い伝えもあるらしいので、私の想像もあながちハズレていないと思うんですよね…(-_-)
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初めて波の音を聴きながら仕事してみました

5/7/2016

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家から歩いて3分の海岸に仕事を持ってきて、ロマンチックに夕陽の中で金属叩きしてみました。
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    yuriko unno

    腕時計作家です。
    珈琲と旅行が好き。
    でも、家に籠るのも好き。

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