47歳の若さで突然亡くなりました。
その前日に浅草橋に材料の買い出しに行っていたほど
当たり前の日常を送っていた中での本当の突然でした。
わたしは自分の時計作りと並行して
吉祥寺にある手作り腕時計のJHA・crafzで
修理担当として週3日働いています。
潟口君が亡くなったことについては
ネット上でほとんど情報が無く
潟口君が亡くなったことを知らずにお持ち込みになられるお客様や、
連絡が取れなくなって、すごく調べてやっともともと所属のJHAを探しあてて
ご連絡をいただくことも多く、
わたしのブログまでたどり着いてもらえるかわからないけど
検索で見つけてもらえるかもと思って書きました。
先週、お預かりした時計のタイトルを確認しようと
GaTaのHPを見ようとしたら消えていたこともあり、、。
本人が制作から営業、ホームページ作り、お客様への対応と全てひとりでやっていたので、
奥様もいろいろわからないとおっしゃっていたし
とても仲の良いご夫婦で奥様は潟口君の仕事をとても大切に思っていたから
ホームページには手を入れられなかったのかな。。。
もしもGaTa "Watch Smith"の時計をお持ちで
修理をご希望される方はJHAホームページのお問い合わせフォームにご連絡ください。
ベルトについては同じ革は在庫していませんので
在庫している革で似たようにお作りしています。
出来る限り対応いたしますのでご相談ください。
気に入っていたら諦めず、ぜひ、使い続けてください。
よろしくお願いいたします。
それにしても、、
わたしはお葬式で本人に会ったにもかかわらず
それから半年も経つのに、実はいまだに実感がないのです。
いや、居ないのは理解しているけど、、なんというか。
工房で潟口君の時計をお預かりしても今まで通り本人に転送出来ないので
ふと、ときどき言っていた「潟口くん!貸しだからね!」と心の中で思っては
今までみたいに軽口をたたいて笑いながら電話を切ることが無い現実に
「うーん、、この感じ、、不思議すぎる」と、思い直して修理したりしています。
なにしろ潟口くんは後輩なのに、技術もやる気も遥かに上ゆえに
わたしは時々やんわりダメ出し?されてたので、、
妥協すると「あ~、うんのさーん」と聞こえるようで、、
だから修理するのもちょっと緊張するっていう、、
ホントにもぉ、、、!!😢